先輩社員インタビュー
それぞれが仕事と自分の課題に向き合っていれば、それでいい
それが入社当時の私のスタンスでした
入社したばかりの頃は、いま思うと目の前の仕事にしか、興味がなかったですね。前の会社にいた時からフォークリフトには乗っていましたし、そこそこの自信はありました。スピードや効率、もちろん安全第一という上でのことですが、担当した仕事をきちんとこなせる自信です。だから、それ以上のことは考えなかった。
一人ひとり得意分野も能力も違う。だから、それぞれが仕事と自分の課題に向き合っていれば、それでいい。それが当時のスタンスでした。
前にいた会社は今と違って若い人が多かったのに対し、関東サービスは社員の年齢も実に様々。昔の大家族を思わせるように、おじいちゃん、おばあちゃんから孫までがいる(笑)。そんな所帯。和やかな空気も手伝って、せっかく会社も変わったのに大きな意識の変革もないままに過ごしていました。
私の入社した年は、ちょうど野田営業所ができた年で、会社も組織づくりに動き出していた頃。そんな入社当時の空気から、ある日、私の気持ちは一転しました。
役職が付いたんです。サブ・リーダーとして、仲間を統率しなければならない。これは、自分にとって大変大きな出来事でした。
ひとりの時には、感じ得なかった仕事のやりがい
責任とやりがいはセットであることを学んだ
それまでは個人プレーヤーとしての意識。個人として優れたパフォーマンスをすれば良かった。でも、役職が付き、立場が変わり「自分ひとりではない」。最初は重かったです。ひとりの時がどんなに気楽だったか、思い知らされました。ひと言でいえば、それは「責任」という重みですよね。
「チーム一人ひとりができること」と「自分ができること」が違う。当たり前のことですが視野がまるっきり変わります。ピッキングの作業工程を眺めても、自分だけの作業効率を考えるのと、誰もが安全に効率良くできるかを考えるのは視点と視野が異なるということです。
でも、そんな視点と視野で作業工程を眺めると、小さな気づきを得ることができます。とても小さなこと。でも、それに対し、改善策を考え、法則やルールを決める。そうすると、チーム全体のパフォーマンスは向上する。
一つひとつは大きな話ではないですが、そんな小さな気づきと改善も、半年、1年積み上げていけば、大きな進歩になっていきます。ひとりの時には、感じ得なかった仕事のやりがい。そして手応え。責任とやりがいはいつもセットであることを学んだと思います。
2つの大きなモチベーション
成果を認めてもらうこと、そしてお金
現在はグループ・リーダーとして仕事をしています。働くモチベーションというのはとても大事。それには大きく2つのものがあるでしょう。ひとつは認められる喜び。人間の存在意義のようなもの。自分が行うパフォーマンスが成果を出し、それを認めてくれる場所にいること。もうひとつはお金。私にも家族があります。嫁と二人の子供がいます。家族にいい思いをさせてあげたいのは、家庭を持つ人共通の思いでしょう。
その2つのモチベーションに対して、今はとてもいい状態にあると思います。日々の仕事への取り組みも認められ、相応の役職ももらい、給料もそれに伴い上がる。野田営業所の誕生と共にここに来て、野田営業所の成長と共に自分も成長している。
それって、「野田営業所の価値は自分たちの価値である」ということを地で言っているということだと思います。
頑張れば、ちゃんと評価される。もちろん、年上の方をマネジメントすることにもなりますよ。でも、それはあまり気にしていません。人生の大先輩として敬意を払い、時に教えを受けながら、仕事のことでは考えたことを言う。もちろん、言葉遣いだって相手を敬えば敬語になります。
今後の目標ですか?う~ん、毎日、コツコツと、もっともっと良くなっていくことですかね。派手さより、着実に。そう、コツコツと良くなっていくことが大事だと思うんですよね。