関東サービスの仕事紹介【フォークリフトオペレーター】
フォークリフトオペレーターの仕事内容
フォークリフトオペレーターとは、フォークリフトを操作して様々な荷物を運ぶ仕事を担う人のことです。人の力では持ち上げられない荷物でも、フォークリフトなら軽々と持ち上げ、運ぶことができます。その仕事場は様々。工場、倉庫、港湾、駅の貨物ターミナル、さらにはイベント会場の設営まで、フォークリフトは幅広い現場で活躍しています。
フォークリフトオペレーターの仕事内容は華やかではありませんが、現代の物流において欠かせない役割を担っています。工場にせよ、倉庫にせよ、モノの流れが発生する場所では、必ずと言っていいほどフォークリフトが活躍しています。正社員の求人でも年齢制限がない企業は多くありますし、フォークリフトオペレーターの業務経験が長ければ長いほど歓迎されます。４０代、５０代になっても採用されやすいというのは、他の仕事ではなかなかありません。
荷物を運ぶお仕事と聞くと、男性が活躍する仕事だと思われるかもしれません。実際に男性が多い仕事でもありますし、暑さや寒さをものともしないスタミナも必要です。ですが、フォークリフトはそもそも、人の力では持ち上げられない荷物を運ぶための機械です。フォークリフトの操縦にあたって、女性であることにハンデはありません。免許を取得して経験を積めば、誰でも現代の物流を支えるエキスパートになれます。
フォークリフトとは？
フォークリフトの定義は、厚生労働省によって以下のように記述されています。
「フォークリフトは、荷物を積み込むフォーク、ラム等とそれを昇降させる機構（マスト）を備えた動力付き荷役・運搬用の機械である」
つまり、荷物を持ち上げるためのフォークを持ち、フォークを上げ下げするマストがあり、移動するための動力装置を積んでいる機械は、おおむね「フォークリフト」です。
フォークリフトと聞いて、多くの人がぱっと思いつくのは「カウンターバランスフォークリフト」と呼ばれるタイプのフォークリフトでしょう。小型の自動車にマストとフォークを取り付けた形のものです。運転手の前方に長いツメ（フォーク）があり、このフォークで荷物をすくい上げます。車体の後方には鉄の重りが付けられているため、前方のフォークに荷物を載せても踏ん張ることができます。
カウンターフォークリフト以外にも、フォークリフトには様々なタイプがあります。
例えば、立ったまま運転するリーチフォークリフト。カウンターフォークリフトと違い、停止したままフォークやマストを前後に伸び縮み（リーチ）させることができます。車体がコンパクトで小回りが利くため、狭い倉庫などで活躍します。
例えば、サイドフォークリフト。車体の横にフォークが付いているタイプです。木材やパイプ、アルミサッシといった長いものを運ぶためのフォークリフトです。
他にも用途に合わせた様々なフォークリフトがありますが、免許を取得する際の講習ではカウンターフォークリフトを使うのが一般的なようです。
フォークリフトの免許を取得する方法
フォークリフトは小型の乗り物ですが、重い荷物を運ぶため、相応に重く作られています。具体的にはトン単位の重さです。事故を起こせば大怪我につながりかねません。したがって、フォークリフトの運転でお仕事をするためには特別な教育を受け、免許を取得する必要があります。
最大積載荷重が１ｔ以上のフォークリフトを運転する場合には、フォークリフト専用の免許が必要です。正式には「フォークリフト運転技能講習修了証」と呼びます。このフォークリフト運転技能講習修了証を取得するためには、登録講習機関において講習を受け、学科試験と実技試験を修了する必要があります。
フォークリフト免許の講習は、原則として３５時間行われます。学科が１１時間、実技が２４時間で、それぞれ修了試験をクリアする必要があります。後ほど述べますが、運転免許証を持っていたり、フォークリフトを運転するための特別教育を受けて業務経験を積んでいたりすれば、一部の講習科目が免除されます。
なお、自動車を公道で運転するために必要な「運転免許」は、道路交通法に基づいて制定された免許です。対してフォークリフトの免許は、労働安全衛生法に基づいて制定された免許です。フォークリフトのお仕事はおおむね私有地の中で行うため、公道を走るための運転免許は必要ありません。ただし、フォークリフトを公道で運転する場合には、道路交通法に基づいた整備を実施する必要があり、対応する免許も所持する必要があります。
フォークリフトを使う業種で働くことが免許取得への近道
最大積載荷重が１ｔ未満のフォークリフトを運転する場合、免許は必要ありません。ただし、事業者（会社）のもとでフォークリフトを扱うための教育を受ける必要があります。この「フォークリフトの運転に係る特別教育」を受け、フォークリフトのお仕事を経験しておくと、フォークリフトの免許を取得する時に講習の一部が免除されます。
・大型自動車免許、中型自動車免許、準中型自動車免許、大型特殊免許（カタピラ限定）のいずれかを取得している
・フォークリフトの運転の業務に係る特別教育を受け、３ヶ月以上のフォークリフトの運転の業務に従事した経験がある
上記２点を満たす場合、フォークリフトの免許を取得するための講習が１１時間となり、原則の３５時間から大幅に短縮されます。もちろん講習に必要な費用も少額で済みます。
フォークリフトの運転の業務に係る特別教育を受け、６ヶ月以上のフォークリフトの運転の業務に従事した経験がある場合、フォークリフトの免許を取得するための講習が１５時間となり、こちらも原則の３５時間から大幅に短縮されます。
他にも大型自動車、中型自動車、普通自動車などの運転免許証を持っていれば学科が４時間免除されますが、やはりフォークリフトを使う業種で働くことが免許取得への近道です。
フォークリフトオペレーターの人材派遣
関東サービスでは関東を中心とし、静岡・愛知・三重・大阪・兵庫にも拡大しており求人情報も豊富に取りそろえています。詳しくは弊社ＨＰの「求人情報」をご覧ください。また各種求人媒体にも多くの案件を掲載しています。
ご応募いただきましたら、採用担当からご連絡いたします。その後、面接と現場見学を行います。職場の雰囲気や実際に働いている先輩スタッフの働きぶりをぜひ体感してみてください。
そして、業務内容の理解を深め、お仕事に対する不安を解消していただいたのちにご入職という流れになります。関東サービスの企業理念にもあります「企業の可能性と人材の可能性の最大化」を実現するために、求職者の方に合ったお仕事をご紹介させていただきます。
| こんな先輩スタッフがいます | |
|---|---|
プロフィール女性フォークオペレーター。その仕事の早さから「マッハ」と呼ばれる。もちろん、早いだけではなく正確さも兼ね備える。構内では、制限速度があるのでフォークリフトのスピードが速いわけではないので誤解なきよう。さばさばした性格で、異性同性問わずに人気。特に女性スタッフからは色々な相談を受けることも多く、“姉御”的存在。 |
 |
ひと言メッセージ最近はトラックドライバーやタクシードライバー、電車の車掌さんまで、女性が活躍している時代。フォークリフトだって同じ。珍しいことではありません。どんな仕事も、早さと正確さ、それと周囲への気遣いが大事。男性女性問わず、それは同じです。仕事は、積み重ねで体と頭でマスターしていくもの。気を抜かず、常に最善を尽くしていけば、誰だって上達します。そして、そこに喜びもあるわけです。 |
|
